車検・維持費を少しでも抑えるために知っておきたい制度の話

― メルセデス・ベンツ W203 実体験ベース ―

輸入車=維持費が高い。
メルセデス・ベンツ W203 に乗っていると、そんなイメージを持たれがちです。

確かに、国産車に比べれば部品代や工賃が高くなる場面はあります。
ただ一方で、「制度を知っているかどうか」だけで、車検費用や維持費に差が出る部分があるのも事実です。

この記事では、
実際にW203を所有・整備してきた立場から、

  • 車検費用の中身
  • 制度で決まっている部分
  • 工夫できるポイント

を、体験ベースでまとめます。


車検費用は「どこでも同じ」部分と「差が出る」部分がある

まず大前提として、車検費用は大きく分けて次の2つがあります。

① どこで受けても同じ金額のもの

  • 自賠責保険料
  • 重量税
  • 陸運支局の検査手数料

これらは法律や制度で決まっているため、ディーラーでも町工場でも同額です。

② 店や内容で差が出るもの

  • 点検整備費用
  • 交換部品代
  • 予防整備をどこまでやるか

「車検が高い」と感じる原因の多くは、②の部分です。


それでも①の“固定費”は工夫次第で抑えられる

「固定費はどうにもならない」と思われがちですが、
実は制度を理解していれば差が出るケースがあります。

ここからが、W203オーナーとして実感したポイントです。


自賠責保険料・検査手数料はタイミングが重要(2026年4月)

2026年4月から、自賠責保険料や陸運支局の検査手数料が改定されることが決まっています。

  • 自賠責保険料
  • 継続検査を含む各種手数料

いずれも数百円〜数千円程度の変更と見込まれていますが、
車検は2年に1回。
こうした小さな差も積み重なると無視できません。

現在は、車検満了日の2か月前から車検を受けることが可能です。

たとえば

  • 4月・5月が車検満了の車
    → 3月までに車検を受けることで、改定前の条件が適用されるケースがあります。

※なお、自賠責保険料は毎年見直されており、
必ずしも毎年上がるわけではありません。
下がる年もありますが、「改定がある年は支払うタイミングで差が出る」ことは覚えておいて損はありません。

【2026年4月から】自賠責保険料・車検手数料が改定される件について詳しくはこちら


重量税は「車両重量」で決まる(ここが盲点)

車検証には、

  • 車両重量
  • 車両総重量

の2つが記載されています。

ここで重要なのは、
**重量税の判断基準は「車両重量」**だという点です。

総重量ではありません。


実体験:W203(18年超)で重量税が変わった話

私のW203は18年超の車両です。
この場合、重量税は通常よりも高く設定されています。

もともとの車両重量は 1520kg
これが区分上、1500kg超の扱いになっていました。

しかし、
車両重量を1500kg以下に変更したことで区分が変わり、
結果として重量税が約12,000円下がりました(車検2年分)。

大きな金額ではありませんが、

  • 制度を知っていれば可能
  • 知らなければ一生そのまま払う

という典型的な例だと感じています。

重量税は「車両重量」で決まる|W203で実際に下げた実体験はこちら

※この記事では、制度上の考え方と結果のみを紹介しています。


「数千円・1万円」の積み重ねが維持費を左右する

正直なところ、

  • 自賠責保険料
  • 検査手数料
  • 重量税

これらだけで、数万円単位の差が一気に出ることは少ないです。

ですが、

  • 車検のタイミング
  • 制度の理解
  • 自分の車の条件を把握しているか

この積み重ねが、
長く乗るほど効いてくるのが輸入車だと実感しています。


W203は「壊れやすい車」ではなく「理解が必要な車」

W203は、
「壊れやすい」「金がかかる」と言われがちですが、

  • よく出る不具合が分かっている
  • 制度を理解している
  • 無駄なところにお金をかけない

これだけで、維持費の印象はかなり変わります。

このブログでは、
W203オーナー目線で、

  • 車検
  • 維持費
  • 不具合
  • 節約の考え方

を、実体験ベースで書いていきます。

同じように
「輸入車だけど、できるだけ賢く乗りたい」
そう思っている方の参考になれば幸いです。

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